内部対策とは

内部対策とは、サイト全体の構成を工夫して調整することによって、インターネット利用者が検索エンジンで検索した時に、上位ページに表示されやすいページへと作り変える対策のこと。具体的には、タイトルの中にキーとなるワードを盛り込んでタイトルタグを最適化したり、サイトの内部にリンクを取り付けたり、利用者がサイト内を自由にあちこち閲覧して楽しみながら、気になったページをインデックスしやすくするような工夫があります。内部対策によって「クローラビリティ」と「ユーザビリティ」を向上することができます。

クローラビリティとは、スパイダーやGoogleポットと呼ばれることもある「回遊性」のこと。具体的には、利用者が来訪したサイトの中のいろいろなページを閲覧しながら、気になったページをインデックスしやすいようなサイト構築をすることになります。インターネット利用者にとっては、あちこちのページを閲覧することができれば、その商品やサービスに関する情報量を増やすことができますし、それが購買意欲を掻き立てたり、衝動買いにつながることもあります。

ユーザビリティとは、どんな利用者がそのサイトを訪れても、わかりやすくて使いやすいサイトを構築する「使いやすさ」のこと。サイト内にいろいろなページがあり、その商品やサービスに関する情報だけでなく、関連情報なども簡単にチェックすることができれば、それが購入につながることもありそうですよね。

インターネット利用者が見やすくてわかりやすいサイト構築を行うという内部対策は、SEOが注目されるされないに関係なく、もともと必要な作業です。しかし、SEOが注目されるにしたがって、同じような商品やサービスを提供しているブランドやメーカーも急増し、市場競争が激化したのも事実。利用者側にとっても、読みにくいサイトや理解しにくいサイトから購入するよりも、商品の内容や詳細までが詳しくわかって読みやすいサイトから購入したほうが、安心感や信頼性も大きくなりますよね。

こうした理由によって、内部対策の重要性もより一層高まっています。具体的な内部対策の方法としては、
・検索エンジンにサイトの内容を明確に伝える
・検索エンジンが好むサイトは、ユーザーも好むと考える
・タイトルタグにはキーワードを入れて、必ず設定すること
・キーワードはできるだけ魅力的で検索されやすいものを選ぶ
・重複ページが無いように要チェック
・隠しテキストなどのミスが無いように徹底的にチェック
などが行われます。

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